「kame.lab」かめやニュース
2017.02.17 update.
「運転免許は、どうなっちゃうの?」
以下の記事より
自動運転車の開発が進み、2030年への目標や予測が語られている。自動運転の現在はどのような水準にあり、2030年までには社会がどのように変化していくのだろうか。
■レベル2からレベル4への発展が期待される自動運転
自動運転車の開発競争は激しさを増している。トヨタ、日産、Ford、Mercedesといった既存の自動車業界はもとより、Google、Tesla、Uberなどの新興企業からの参入が続く。自動運転の開発によって、新たなビジネスモデルの確立や交通事故の減少などのメリットが見込まれている。
自動運転は国土交通省や米国の運輸省道路交通安全局によって、4段階のレベルが定義されている。レベル1は加速・操舵・制御のいずれかを自動車が行う運転支援システム。レベル2は加速・操舵・制御のうち、複数の操作を自動車が行う状態だ。そして、レベル3には加速・操舵・制御を全て自動車が行い、緊急時のみ運転者が対応する準自動走行システムとなる。最後に、レベル4では運転者が全く関与しない完全自動運転システムとなる。
現在、実用化されているのはレベル2の自動運転車だ。テスラや日産が販売している自動運転車は、高速道路や渋滞時に運転を任せられる。一方、実証実験が行われている自動運転車はレベル4を目指している。Googleやトヨタ、日産は2020年までの完全自動運転車の導入を目標とした。