【月曜日】の特別講習「+10点UPポイント教室」【vol.30】ひっかけ問題編

2017.07.17 update.

問題

 

3 視覚の働きについて

□ 1.車の速度が速くなればなるほど、運転者が確認できる視野は狭くなり、近くのものはよく見え、遠くのものはぼやけて見える

□ 2.運転者はたえず目を動かす必要があり、一点だけを見つめないようにすることが大切である。

 

安知:第3「車に働く自然の力と運転」

1 二輪に関する問題(運転姿勢やブレーキ方法など)

□ 1.二輪車のブレーキは、車体を垂直に保ち、ハンドルを切らないで前後輪同時にかける。

□ 2.二輪車に乗るときは、手首を下げてハンドルを前に押すような気持ちでグリップを軽く持つのがよい。

□ 3.二輪車でブレーキをかけるとき、まず後輪のブレーキをかけて速度を落してから前輪のブレーキをかけるようにする。

□ 4.二輪車の正しい乗車姿勢は、肩の力をぬき、ひじをわずかに曲げ、背筋を伸ばし、視線は先のほうへ向けるのがよい。

□ 5.二輪車は機動性に富んでいるので、交通が渋滞している時は、車の間をぬって走行することができる。

□ 6.二輪車の乗車姿勢は、前かがみになるほど風圧が少なくなるので運転しやすくなる。

□ 7.二輪車でブレーキをかけるときは、前後輪のブレーキを同時に使うのがよい。

□ 8.二輪車でカーブを曲がるときは、車体を傾けると転倒することや横滑りしやすいので、できるだけ車体を傾けないでハンドルを切るほうが安全である。

□ 9.二輪車を運転する時は、ステップに土踏まずを乗せて、足の裏が水平になるようにし、足先をまっすぐ前方に向けて、タンクを両ひざで締める。

  • 二輪車に乗るときは、ステップに土踏まずを乗せて、足の裏が水平になるようにし、タンクを両膝で締めて足先は八の     字になるようにする

□ 11.二輪車でカーブを通行するときは、その手前で十分速度を落して、カーブの途中では、スロットルで速度を落して、カーブの後半でやや速度を加える方法をとる。

□ 12.長い下り坂を走行する時は、四輪車はフットブレーキ、二輪車は前後輪ブレーキを主に使い、エンジンブレーキは補助的に使うほうがよい。

 

2 速度と衝撃力などについて

□ 1.車が衝突したときの衝撃力は、速度に関係ない

□ 2.止まっているものに衝突するとき、速度を半分にすることができれば、衝突時に受ける力はおおむね4分の1ですむ。

□ 3.60km毎時でコンクリートの壁に衝突した場合の衝撃力は、約14メートルの高さから落ちた衝撃力とほぼ同じである。

□ 4.曲がり角やカーブでハンドルを切った場合、速度が2倍になると、遠心力も2倍になる。

□ 5.遠心力は、およそ速度の2乗に比例して大きくなり、カーブの半径が小さくなるほど大きくなる。

□ 6.下り坂では、加速度がつき、停止距離が長くなるので、平地の場合よりも前車との距離は多めにとるとよい。

□ 7.速度が2倍になると、制動距離はおおむね4倍になる。

□ 8.急停車しなければならない場合、ブレーキをかけ、タイヤの回転を止めることがもっとも短い制動距離につながると考えられがちであるが、タイヤの回転が急に止まると、摩擦係数は少なくなりタイヤが滑って、かえって制動距離が長くなる。

 

3 カーブの走行方法速度について(フェード現象やベーパーロック現象)

□ 1.急な下り坂や急な上り坂でフットブレーキを使いすぎるとフェード現象やベーパーロック現象を起こすことがあるから、主にエンジンブレーキを使い、フットブレーキは補助的に使うとよい。

□ 2.長い下り坂では、フットブレーキを頻繁に使うとブレーキが効かなくなることがあるので、エンジンブレーキも併用したほうがよい。

 

 

解答

 

3視覚の働きについて

  • 1.× 近くのものは「ぼやけ」て、遠くのものが「よく見えて」きます。
  • 2.○ 運転者は一点だけ注視するのではなく、まんべんなく見ることが大切です。

 

 

安知:第3「車に働く自然の力と運転」

1二輪車に関する問題(運転姿勢、ブレーキ方法など)

  • 1.○ 二輪のバランスをとって、前後輪ブレーキを同時にかけます。
  • 2.○ そのとおりです。
  • 3.× 二輪のブレーキは、前後輪を同時にかけることが基本です。
  • 4.○ そのとおりです。
  • 5.× 車の間をぬって走行するのは危険なことです。
  • 6.× 正しい乗車姿勢は、前かがみになるのではなく背筋をのばします。
  • 7.○ 二輪のブレーキは、前後輪を同時にかけることが基本です。
  • 8.× 二輪でカーブの曲がる方は、ハンドルで曲がるのではなくバンクさせて曲がります。
  • 9.○ そのとおりです。
  • 10.× 足先は、まっすぐ前方に向くようにするので、八の字は間違いです。
  • 11.○ スローイン・ファーストアウトの走行方法です。
  • 12.× エンジンブレーキを主に使用し、フットブレーキは補助的に使用します。

 

 

2速度と衝撃力などについて

  • 1.× 衝撃力は、速度の2乗に比例します。
  • 2.○ 衝撃力は、速度の2乗に比例します。
  • 3.○ ビルの5階から落ちるのと同じです。
  • 4.× 遠心力は、速度の2乗に比例します。
  • 5.○ 遠心力は、速度の2乗に比例し、カーブ半径が小さくなれば大きくなります。
  • 6.○ 下り坂では、停止距離が長くなります。
  • 7.○ 遠心力は、速度の2乗に比例します。
  • 8.○ タイヤロックの状態は、制動距離が長くなります。

 

 

3カーブの走行方法について(フェード現象、ベーパーロック現象など)

  • 1.× 急な上り坂は関係ありません。
  • 2.○ エンジンブレーキを主に使用しながら補助的にフットブレーキを使用します。