【月曜日】の特別講習「+10点UPポイント教室」【vol.16】ひっかけ問題編
2017.03.27 update.
問題
1段階7項目「安全な速度と車間距離」
1 停止距離について
□ 1.運転者が危険を感じてからブレーキペダルを踏み、ブレーキが実際に効き始めてから車が完全に止まるまでの距離を停止距離という。
□ 2.空走距離は速度やタイヤ、路面の状態とは関係ないが、制動距離は速度やタイヤ、路面の状態と密接な関係がある。
□ 3.普通自動車の場合、乾いた舗装道路で時速50キロメートルの速度で走行中に急ブレーキをかけた時の停止距離は、おおむね32メートルである。
□ 4.タイヤが磨り減っていると、路面とタイヤの摩擦抵抗が小さくなり、制動距離は長くなるが空走距離には影響はない。
□ 5.運転者が危険を感じてからブレーキペダルを踏み、ブレーキが実際に効き始めるまでの間に走る距離を空走距離という。
□ 6.タイヤと路面の摩擦は、力いっぱいブレーキをかけて車輪の回転を止めた状態が最高となり、制動距離が最も短くなる。
□ 7.停止距離とは、ブレーキが効き始めてから停止するまでの距離である。
□ 8. 停止距離は、空走距離と制動距離を合わせたものである。
□ 9.運転者が疲れているときは、危険を判断するまでに時間がかかるが、空走距離には関係がない。
□ 10.雨の日に前車に続いて走る時は、追突事故が発生しやすいので車間距離を十分にとり、安全な速度で進行。
2 徐行をしなければならない場所について
□ 1.左右の見通しの悪い交差点を通過するときは、標識がなくても徐行しなければならない。
□ 2.道路の曲がり角付近は、見通しの悪い時だけ徐行しなければならない。
□ 3.右折や左折しようとするときは、かならず徐行しなければならない。
□ 4.住宅街で塀などがあり見通しの悪い交差点にはいるときは、標識がなくても徐行する。
□ 5.道路の曲がり角付近では、見通しの悪いところでは徐行するが、見通しのよいところでは徐行しなくてよい。
□ 6.道路の曲がり角付近は、見通しが悪いときだけ徐行する。
3 各自動車の法定速度と規制速度について
□ 1.他の車を追い越すときは、たとえ瞬間的にでも指定された最高速度を超えてはならない。
□ 2.安全速度とは、常に法定速度で走ることである。
□ 3.自動車を運転する時は、標識や標示で示されている最高速度を超えて運転してはいけない。
□ 4.標識がない一般道路における自動二輪の最高速度は、総排気量の大きさに関係なく、全て時速60kmである。
□ 5.標識がない一般道路における大型貨物自動車の最高速度は、時速50kmであるが、総排気量が250ccを超える自動二輪車の法定速度も同じである。
□ 6.標識がない一般道路における大型貨物自動車の最高速度は、時速60kmであるが、総排気量が250ccを超える自動二輪とミニカーは時速50kmである。
□ 7.時速50kmの速度で走行中の前車との車間距離は、15メートルくらいがよい。
□ 8.時速60kmの速度から時速20kmの速度までおとした場合は、徐行したことになる。
□ 9.最高速度の決められた道路でも、道路や交通の状況に応じて安全な速度を選んで走らなければならない。
□ 10.規制のない一般道路における大型貨物自動車が他の車を追い越すときは、時速60kmまで出すことができる。
□ 11.総排気量250cc以下の普通自動二輪の一般道路の法定速度は、時速50kmである。
□ 12.標識などにより時速40kmの制限のある道路では、原付も時速40kmで走行する。
□ 13.けん引するための構造と装置のある車が、けん引されるための構造と装置のある車をけん引するときの標識に指定されない一般道路にいける最高速度は、時速60kmである。
□ 14.一般道路における125ccの普通自動二輪の法定速度は、時速60kmである。
解答
1段階7項目「安全な速度と車間距離」
1 停止距離について
- 1.○ 危険を感じて完全に止まるまでの距離。「空走距離」+「制動距離」=「停止距離」
- 2.○ 制動距離の説明になっています。
- 3.○ かなりレアな問題。速度から15を引いた数字が停止距離なので想像できます。
- 4.○ 制動距離には関係がありますが、空走距離はわき見などが関係あります。
- 5.× 空走距離の説明になっています。
- 6.× 力いっぱいブレーキをかければタイヤロックになりやすく制動距離が長くなります。
- 7.× 制動距離の説明になっています。正しくは、危険を感じて停止するまでです。
- 8.○ 「空走距離」+「制動距離」=「停止距離」
- 9.× 運転者の判断している時間なので空走距離に関係があります。
- 10.○ 雨の日は滑りやすいので、制動距離が長くないやすい。
2 徐行をしなければならない場所について
- 1、○ 左右の見通しが悪い交差点(優先道路は除く)は徐行する場所になります。
- 2.× 見通しや曲がり具合に関係なく、曲がり角付近は徐行になります。
- 3.○ 右左折するときは徐行しなければなりません。
- 4.○ 左右の見通しが悪い交差点(優先道路は除く)は徐行する場所になります。
- 5.× 見通しや曲がり具合に関係なく、曲がり角付近は徐行になります。
- 6.× 見通しや曲がり具合に関係なく、曲がり角付近は徐行になります。
3 各自動車の法定速度と規制速度について
- 1.○ 最高速度をこえて運転をしてはいけません。
- 2.× 霧など道路の状況に応じて安全な速度を選ばなければなりません。
- 3.○ 最高速度をこえて運転してはいけません。
- 4.○ 自動車の法定速度は、時速60kmになります。
- 5.× 自動車の法定速度は、時速60kmになります。
- 6.× 自動車の法定速度は、時速60kmになります。
- 7.× 安全な車間距離は、速度から15引いた数字になります。
- 8.× 徐行とは、1m以内で停止できる速度もしくは時速10kmです。
- 9.○ 霧など道路の状況に応じて安全な速度を選ばなければなりません。
- 10.○ 自動車の法定速度は、時速60kmになります。
- 11.× 自動車の法定速度は、時速60kmになります。
- 12.× 原動機付自転車の法定速度は、時速30kmです。
- 13.○ 自動車の法定速度は、時速60kmになります。
- 14.○ 自動車の法定速度は、時速60kmになります。